サイトの概要
このウェブサイトは、京都大学大学院博士課程三年次在籍中に心がくじけて中退し、
自殺もやむなし、とまで考えた著者が、結局は一年余の無職生活を経て、
名古屋大学医学部に編入学し、一人前の医学研究者になるまでの軌跡をつづる予定のものです。
予めことわっておきますが、一介の臨床医で終わるつもりは毛頭ございません。
研究者としての才能があっても、何らかの事情で博士課程在籍中や修了後に挫折し、
結局は不本意な職に就いたり自殺したりして才能を埋もれさせてしまっている人が、
世の中には少なからず存在するものと思われます。
これは当人にとってはもちろんのこと、社会に貢献し得る貴重な人材を失うという意味で、社会的にも重大な損失です。
そのような形での才能の喪失を回避し、貴重な人材を世に活かすために
一つのモデル事例を示すという意味で、当ウェブサイトが少しでも参考になれば、と、願っております。
そのような趣旨ですので、このサイトでは建前を極力排除し、思う所を率直に記すという方針で記述しています。
その一方で私は、日本の医療、医学、医学部教育および医学部学生のあり方について、大いに不満と反感を抱いております。
従って、多くの方、特に医学部学生や医師の皆様、
さらにいえば名古屋大学医学部医学科関係者を、不愉快にさせる記述が多くなるものと思われます。
その点を、予めご了承ください。
不適切な内容や事実誤認などにお気付きの際は、webmaster@mitochondrion.jp までご指摘ください。
著者略歴
ほとんど実名で書いているようなものですが、一応、匿名扱いでお願いします。
1982年11月 |
誕生 |
2001年3月 |
私立麻布高等学校卒業 |
2002年4月 |
京都大学工学部物理工学科入学 |
2006年3月 |
京都大学工学部物理工学科卒業 |
2008年3月 |
京都大学大学院エネルギー科学研究科修士課程修了 |
2008年4月 |
京都大学大学院エネルギー科学研究科博士課程進学 |
2010年6月 |
学籍だけ残し、研究室に通わなくなる |
2011年3月 |
京都大学大学院エネルギー科学研究科博士課程退学 |
2012年4月 |
名古屋大学医学部医学科編入学 |
|
現在に至る |
目次
回顧録
医学日記
雑記
よく分からないことメモ (抜粋)
この項目はメンテナンスできていません。放置中。
割と間抜けな疑問が混ざっているかもしれない
内科学
- なぜ低ナトリウム血症に対する急速な補正で
浸透圧性髄鞘崩壊症が生じるのか (Harrison's 4th Ed. p.294, 2013/07/30)
→ かなり間抜けな疑問だった。詳細は MEDSi 『体液異常と腎臓の病態生理』第 2 版を参照されよ。
放射線科学
- 胸部 X 線写真で、expiratory だと心臓が大きくみえるのは何故か (Felson's 3rd Ed. p.11, 2013/07/30)
- AP radiograph で PA よりも肺が白く写るのはなぜか (Felson's 3rd Ed. p.13, 2013/07/30)
2012.03.01 更新
- ドデシル硫酸ナトリウムは、どのようにしてタンパク質と結合するのか
- Sanger's methodでは、なぜ校正されないのか
- H鎖を鋳型とする転写が中断されると、なぜリボソームが増えるのか
- ミトコンドリアのリボソームはmRNAのどこに結合するのか
- ミトコンドリア顆粒の働き
- ミトコンドリア基本粒子の構造
- 液相エンドサイトーシスのトリガーは何か
- ゴルジ装置のシス面におけるNADP活性は何を意味するか
- 微小管の内部はどうなっているのか
- 連続微小管の+端はどこか
- 腺の線条導管の細胞質は、なぜ酸好性に染まるのか
- 膠原原繊維の縞は、なぜ70nmではなく64nmなのか
- 脂肪組織において、基底膜はどのように脂肪細胞を囲んでいるのか
- ハバース管の中にも骨芽細胞があると考えて良いのか
- 骨芽細胞の大きさはどの程度か
- 好酸球の好酸顆粒は、なぜ酸好性に染まるのか
- 破骨細胞において明調帯の存在意義は何か
- 好中球の分葉数が変化するのはなぜか
- なぜリンパ球の細胞質はリボソームに富むのか
解決済み
- ターミナルトランスフェラーゼの生理的働きは何か
->B細胞の遺伝子再構成
- 好中顆粒の働きは何か (特にリソソームとの関係)
->遊走
更新履歴(抜粋)
- 2013/04/11 久しぶりに更新, リンク作成
- 2012/05/03 更新再開
- 2011/12/08 サイト開設
Since 2011/12/08, webmaster@mitochondrion.jp
リンク
全て、いわゆる無断リンクです。