これは http://mitochondrion.jp/ に掲載している「医学日記」を、諸般の便宜のために、 1 記事 1 ファイルとして形成し直したものです。 簡単なプログラムで自動生成しているので、体裁の乱れなどが一部にあるかと思われますが、ご容赦ください。
教員による講義中のセクハラ発言がひどい。 二年生や三年生に対する講義でも何度か問題発言は耳にしたが、 四年生になってから、不適切な発言を聞く頻度が増えたように思う。
敢えてセクハラ発言をここに掲載する意義も薄いと思うから、あまり具体的な例は挙げないことにする。 しかし京都大学時代に聞いた、語学を担当していた女性の准教授の発言が象徴的なので紹介しよう。
この教科書の例文では、「男」という単語の前には「賢い」とか「勇敢」とか多様な形容詞が使われているのに、 「女」という単語の前には決まって「美しい」という形容詞が用いられている。 どうして、こういう枕詞が用いられるのか、理解できない。
また、単語の使い方が不適切な例も多い。 たとえば、「陰茎」とか「乳房」とか「便」とかいう専門用語があるにもかかわらず、それらを 「おちんちん」「おっぱい」「うんち」などと表現する人がいる。 「性交」や「性行為」ではなく「セックス」と言っている人もいた。 三歳児を相手にしているならともかく、二十歳を過ぎた大学生を相手に、どうしてそのような 表現を用いなければならないのか、理解できない。