これは http://mitochondrion.jp/ に掲載している「医学日記」を、諸般の便宜のために、 1 記事 1 ファイルとして形成し直したものです。 簡単なプログラムで自動生成しているので、体裁の乱れなどが一部にあるかと思われますが、ご容赦ください。


2013/07/29 栄光の京都大学

私は名古屋大学に対し、強い帰属意識と愛校心を有している。 しかし京都大学に対しては、それ以上の感情を抱いていることも事実である。 私は京都大学を愛している。

博士課程の頃の話を書くために調べものをしていたら、 このような 記事をみつけた。 たぶん専門家ではない人同士の議論の中での、核廃棄物処理を巡り、 原子力の研究開発に期待を寄せる人物の書き込みである。彼は

ノーベル賞受賞者を何人も輩出した京都大学でも消滅処理は研究されている。

として、私もよく知っている京都大学原子炉実験所の某研究室のウェブページを引用して

単なる妄想を、天下の京都大学が巨費の予算を投じて研究するはずがない。

と考え、加速器駆動未臨界炉を支持しているのである。

まことに申し訳ない。 こうした信頼に、我々は、応えることができなかった。


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