これは http://mitochondrion.jp/ に掲載している「医学日記」を、諸般の便宜のために、 1 記事 1 ファイルとして形成し直したものです。 簡単なプログラムで自動生成しているので、体裁の乱れなどが一部にあるかと思われますが、ご容赦ください。


2013/09/06 乾電池に電流計をつないでショートさせる

とある方とメールで議論(喧嘩?)していて、ふと気になったので、乾電池の内部抵抗について調べてみた。

教科書的には、抵抗をつけずに、乾電池に電流計を直接つないでショートさせると 電流計が壊れる恐れがあるからダメだ、ということになっている。 私は小学生の頃、これが本当なのかどうか、自分で確かめてみたくなり、 理科の実験の時に密かに、ショートさせてみたのである。

今から思えば、もし実際に電流計が壊れたら大変なことになるところであった。 私は当時、優等生ということになっていて、先生方からの覚えもめでたかったのだが、 そうした評価が一気に失われる恐れがあった。

幸い、電流計が壊れることはなく、最大レンジ (5 A 程度だろうか) では 針が振り切れることもなかったと記憶している。 乾電池の内部抵抗が、意外と大きかったということであろうか。 あるいは、導線の接触が悪い点がどこかにあったのかもしれない。

乾電池は 1.5 V 程度の起電力があるから、5 A のレンジに収まったということは 300 mΩ 以上の内部抵抗があったということになる。 結構大きいな、と思い、ちょっと Bing 先生や Google 先生に訊いてみた。 みつかったサイトは http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/1535/, http://www.tsuruga.co.jp/TsurugaExPress/?page_id=16 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1239209607 などである。

どうやら、私は運が良かったらしい。 電池の種類などによっては 10 A 近くの電流は生じ得るようである。

2013/09/09 修正

戻る
Copyright (c) Francesco
Valid HTML 4.01 Transitional