これは http://mitochondrion.jp/ に掲載している「医学日記」を、諸般の便宜のために、 1 記事 1 ファイルとして形成し直したものです。 簡単なプログラムで自動生成しているので、体裁の乱れなどが一部にあるかと思われますが、ご容赦ください。
誤解を招くといけないので、昨日の記事に補足する。 ST 上昇型と ST 低下型とで本質的に差はない、と述べたのは、細胞レベルで起こっている現象としては同一である、という意味である。 臨床的には、ST 上昇型と ST 低下型では治療方針が変わってくるので、診断の上では両者を鑑別することは重要である。