これは http://mitochondrion.jp/ に掲載している「医学日記」を、諸般の便宜のために、 1 記事 1 ファイルとして形成し直したものです。 簡単なプログラムで自動生成しているので、体裁の乱れなどが一部にあるかと思われますが、ご容赦ください。


2014/05/10 性決定プロセスについてのメモ

泌尿器科学の教科書をみていて、気になった点を記録しておく。

2013 年 9 月 15 日に 「SRY を持たないヒトが身体的に男性になる例はないと思うのだが、 よくわからない」と書いた件である。 医学書院『標準泌尿器科学 第 9 版』の p.29 によれば、 XX の男性や卵精巣性性分化疾患の中に、SRY を持たない例があるらしい。 すなわち、SRY がなくても、何らかの条件が揃えば 精巣が形成され、身体的に男性となることがあるらしいのである。 詳細はよくわからない。


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