これは http://mitochondrion.jp/ に掲載している「医学日記」を、諸般の便宜のために、 1 記事 1 ファイルとして形成し直したものです。 簡単なプログラムで自動生成しているので、体裁の乱れなどが一部にあるかと思われますが、ご容赦ください。
デリケートな話題なので、どうしようかと迷ったのだが、我々にとって教訓に富む話であると思われるので、紹介する。 本年 6 月 17 日に、漫画家の火村正紀氏が亡くなった。 その入院生活を漫画として記録したものが「入院ノート」として公開されているということを、 ある人から教えてもらった。 これは、姿勢を正して生と死について考えながら読む、というような堅苦しい代物ではないので、ぜひ気軽に読まれたい。 なお時間が許すならば、氏の作品である「はじめての甲子園」や「シンデレ少女と孤独な死神」も一部は無料で公開されているので、先に読まれると良い。
「入院ノート」に記載された内容について、特に高学年の医学科生であれば、医療・医学の観点から、思う所は多々あるだろう。 私は、敢えて、ここに感想は書かないことにするが、たいへん勉強になった。
ご冥福をお祈り申し上げる。