これは http://mitochondrion.jp/ に掲載している「医学日記」を、諸般の便宜のために、 1 記事 1 ファイルとして形成し直したものです。 簡単なプログラムで自動生成しているので、体裁の乱れなどが一部にあるかと思われますが、ご容赦ください。
「樹状突起と軸索」の続きを書こうと思ったのだが、事実関係の確認に必要な参考文献が手元になく、 北陸医大 (仮) の他キャンパスから取り寄せ中なので、今日は別の話をする。
我が愛する母校、名古屋大学からの礼状を不快に思い寄付をやめた話は以前に書いた。 それと関係はないのだろうが、同大学からの礼状の書式が改善されたようなので、一応、母校の名誉のために事実を記載しておく。
9 月 19 日付で、名古屋大学から寄付に対する礼状が届いた。 私の同大学への寄付は 7 月 31 日が最後なので、たぶん、それに対する礼状なのだと思うのだが、少し遅いような気もする。 9 月の礼状は、定型文であること自体は前月と変わりないものの、書式にいささかの変更が加えられていた。
まず医学部長・医学系研究科長の署名が入った。厳密にいえば「署名を印刷したもの」であるが、以前は記名だけであったのだから、いささか人情味が増したといえる。 次に、名古屋大学医学部のロゴがカラー印刷で入った。 卒業生としては、こういう画像一つ入るだけでも、いささか嬉しく思うものである。
そして「本来なら参上してお例を申しあげるべきではありますが、甚だ略儀ながら、書中にて」云々という白々しい文言が変更された。 礼状としては、たいへん良くなったと思う。
ただ、定型文を毎月送りつけるスタイルは変わらないらしいことが遺憾である。礼状など、半年か一年に一回で充分であろう。 もし毎月送るなら、せめて「今月の一枚」というような具合で写真を載せるなどすれば読む側も楽しくなると思う。